7月最後のお稽古は台目のしつらえでした。
台目はあえて台子を設置するスペースを切り取った丸畳の4分の3の畳で点前をします。
棚は置けませんので、本来の台目の茶室は釣棚が据えてあります。
この台目棚はお稽古のために畳の向こう4分の1を残してしつらえています。
2畳台目、3畳台目などが多く、最小スペースに限った、小間中の小間。
広間の茶とは違い、侘びたしつらえの茶。
最近は季節の進みが早く、特に今年は早いと感じます。
お花も、晩夏のお花も合わせて入れました。
花入は、見立てで、脇差という名の備前の大建水。
稽古内容や道具を選ぶのは、生徒さんの先々の学びになること、できるだけ点前のバリエーションを体験できるように工夫すること、季節感などさまざまなことを考えながら試行錯誤です。
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二荒弁慶 (日曜日, 01 8月 2021 14:43)
台目畳の茶室で手前をしている空気に浸れました。中柱のヴァーチャリティ。五輪の夏メトロポリスのマンションの内。
二荒弁慶 (日曜日, 01 8月 2021 14:54)
誤字訂正します→点前
木内宗陽(管理人) (水曜日, 04 8月 2021 09:56)
二荒弁慶様、コメントありがとうございました!